今回試用するのは、レノボの「ThinkPad Tablet 2」。本連載でも注目しているインテルの「Atom Z2760」(Clover Trail)を搭載した、タブレット型Windows 8機の本命といえる製品だ。日本での個人向け出荷が1月末に延期され、ようやく出荷されたものの「若干数」にとどまったため、残念ながらまだ入手困難な状況が続いている。その人気ぶりにふさわしい使い勝手を備えているのだろうか? 今回は、同時発売のいくつかの周辺機器とセットで使い、実力をチェックした。 スペックは「タブレット」的 作りは「ペン前提」 最初にまず、ThinkPad Tablet 2のスペックを確認しておこう。すでに述べたように、この製品はCPUとしてAtom Z2760(1.8GHz)を採用したものだ。32bit OSのみのサポートとなっているので、搭載されているのは32bit版のWindows 8