気心の知れた仲間と共にする時間 取材・文:斉藤博昭 写真:吉岡希鼓斗 待望のシリーズ2作目で、前作に続いてU.S.S.エンタープライズの船長ジェームズ・T・カークと副長スポックを演じた、クリス・パインとザカリー・クイント。この新作ではカークとスポックにかつてない試練が訪れ、二人の絆も試されるが、演じた彼らも前作の後、俳優としての意識を高め合ってきた。4年ぶりの共演となる『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は二人にとってどんな経験になったのか。そろって来日を果たした二人が語り合った。 ADVERTISEMENT 役と素顔の共通点は?Q:2度目の『スター・トレック』ということで、すっかり二人はカークとスポックにハマりきっています。役と素顔の違いを、互いに明かしてもらえますか? ザカリー・クイント(以下、ザカリー):カークは本能と直感に従って行動するキャラクターであり、僕が思うに、クリスも