旧統一教会など、親が宗教を信仰している子どもたちが心理的な虐待を受けていると訴えるケースがあることをうけ、厚生労働省は児童相談所などが対応する際の留意点をまとめた指針を作成しました。ことばで脅して宗教活動への参加を強制することは虐待にあたるなどと明示していて、近く児童相談所などに通知する予定です。 旧統一教会などをめぐっては、ことし10月、児童相談所などが信者の子どもに対して宗教に関することを理由に消極的な対応をとることがないよう厚生労働省が通知していて、今回、具体的な対応について「Q&A」形式で留意点をまとめました。 例えば「地獄に落ちる」といったことばで脅して宗教活動への参加を強制することは心理的虐待にあたるなどとしています。 また、宗教団体への寄付などによって子どもの生活や進学に支障が出ているケースについても虐待に該当するなどとしています。 このほか、相談窓口についても記していて、児