印刷 吉野家の「焼味豚丼 十勝仕立て」をPRする安めぐみさん(左)と北海道帯広市出身のさくらまやさん=7日午後、東京都千代田区 吉野家は8日から、豚丼をリニューアルした新メニュー「焼味豚丼 十勝仕立て」を販売する。牛丼と同じく肉を煮るタイプだったが、北海道帯広市の郷土料理「豚丼」のように肉を焼くことで、食感をよくし、香ばしさを高めたという。並盛が380円、大盛480円、豚焼定食490円(いずれも税込み)。7日は北海道帯広市出身のさくらまやさん(右)らがPR。 これまでの豚丼は、米国産牛の輸入停止による牛丼の代替メニューとして2004年3月から販売。牛丼再開後も定番として続けてきた。だが昨年9月に始めた牛鍋丼がヒットし、豚丼シェアは3位に転落。上位3品とも煮た肉を使ったどんぶりになっていた。 吉野家の既存店売上高は、9月が18.8%減、10月も10.3%減と苦戦が続く。安部修仁社長は「