コロンビア旋風は、王国をも飲み込むか。 4日から始まる準々決勝で、コロンビアとブラジルが激突する。 代表史上初のベスト8進出で勢いにのる“カフェテロス”と、6度目の優勝を目指すセレソンによる南米勢対決が、大会のハイライトの一つになるのは間違いない。 コロンビアは、陽気なステップで大会を魅了している。 個々の能力が噛み合い、スピードとフィジカル、テクニックと戦術を高いレベルで調和させる彼らは、強敵ウルグアイとの決勝トーナメント1回戦を2-0で完勝した。 通算5得点を挙げ、グループリーグ最優秀選手に選出されたMFハメス・ロドリゲスは、今や大会の寵児となった感すらある。ゴールを決めるたびに、照れ笑いを浮かべながら、チームメイトたちとステップを披露する。 マイケル・ジャクソンの「スリラー」をアレンジした指南役は、DFアルメロだ。観る者にまで活気を与える彼らのサッカーの根底には、陽気さがある。彼らの
![開催国ブラジルの“異常な精神状態”。ベスト8のトラウマと陽気な難敵。(弓削高志)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4f3d4d0d2d6af302a59a3f8e62dc6eeedbc241e3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F3%2F5%2F-%2Fimg_35d81212e3a448997d7c87ad6cf2ad69354785.jpg)