ブックマーク / yuminstory.hatenablog.com (5)

  • 振り回される① - アルコール依存症の夫を持つ妻の物語

    荷物をまとめ家を出て実家に帰った私は、翌日も仕事だったので疲れてすぐに床につきました。 翌日の朝、仕事に行く途中に携帯が鳴り、見たら夫からだった。 酔っぱらいながら『今日はお袋が退院だから車を今すぐに返して』ということだったが、引き返せないのでタクシーで迎えにいくように促した、しかも飲酒運転になってしまうことも伝えましたが、そのまま返事もせずに一方的に切られました。 その日の仕事を終えて帰宅したら携帯が鳴り、出たら義理母の入院先の病院だった。 『今日、退院の日なのですが、息子さんが迎えにきません』とのこと。 看護師さんに夫のアルコールの問題を伝え、私は家を出ており関係ないと伝えました。 翌々日は、院長直々に電話があり、迎えにこないと連絡がありました。 院長『アルコール依存症は治療しないと治らないし最終的にお金もなくなる、お義母さんは施設に預けることを考えたほうがよい』とアドバイスをいただき

    振り回される① - アルコール依存症の夫を持つ妻の物語
    suoaei
    suoaei 2021/08/30
  • 底付き体験 - アルコール依存症の夫を持つ妻の物語

    アルコール依存症について勉強していると『底付き』という言葉が出てくる。 回復過程のグラフで底付き体験してから線が上昇していくのを目にしたことがありました。 底付きってなんだろう? なんとなく理解しているようで漠然とした感覚でした。 ある日、仕事から帰宅したときにリビングで夫がうめき声を上げて泥酔している姿は、廃人でした。 それは、まるで地獄の中にいるよう。 『私がいるのは地獄だ、地獄はこの世にあるんだ』 ここにはいられない、気が狂いそうだ。 思考は停止してましたが、明日も仕事だから必要最小限の荷物を持ってここを出よう。 いや、すべての荷物を持って出ようと決めました。 車に荷物を詰め込んで無我夢中で車を実家の方向へ走らせました。 途中で携帯がないのに気づいて車を止め、会社の電話から自分の携帯に掛けました。 鳴りません、家に忘れた。 引き返そうとエンジンをかけたら、かかりません。 もう、どうし

    底付き体験 - アルコール依存症の夫を持つ妻の物語
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    suoaei 2021/08/22
  • 真っ暗なトンネルの中で起きる出来事 - アルコール依存症の夫を持つ妻の物語

    夫は、とうとう仕事までしなくなった、とういうより仕事よりお酒優先だったもんね。 看病で一日を過ごすんだ。 納得いかない。 私が、仕事を終え帰宅すると泥酔状態で寝ている。 もう、耐えれない。 私は、仕事帰り義母の入院先に出向き、仕事をするように説得してほしいとお願いしました。 しかし、返ってきた返事は『あの子は一人では出来ない』とのこと。 二日後に手術を控えているのに何を言いに来たのという態度でした。 そして、明日は手術の説明を夫が受けにくるというのです。 泥酔していることを伝え、この先問題が起きることを想定し病院のほうへアルコール依存症だと伝えていたほうが良いのでは、と義母に提案しましたが、それだけは恥ずかしいからやめてほしいと懇願されました。 しかし、手術の説明には来なかったというより、泥酔して行けなかった。 仕事をせずに看病すると言ったので任せきりにしてました。 手術の日は立ち合い人が

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    suoaei 2021/08/08
  • 地獄の方向へ動き出す - アルコール依存症の夫を持つ妻の物語

    私が、仕事から帰宅すると夫から着信がありました。 義母が転倒して動けないから、すぐに来てくれという電話でした。 到着すると義母は、座ったままで立てずにいたので、私は救急車を呼びました。 救急隊員の方が到着して救急車へ運ばれ車内で病院先を探している間に夫は準備するので待ってくれということでした。 そして、病院が決まり、救急車に乗り込んできた夫はお酒を飲んでました。 私が飲んでいるのかを問い詰めると、飲んでいないと返答。 『ありえない...こんな時に』 しかし、夫は救急車で付き添うので、私は後から車で迎えにきてほしいと言われ病院に向かいました。 病院に到着して夫の顔を見るとやっぱり飲んでいる顔でした。 その夜は、そのまま家に帰りました。 翌朝、病院に2人で向かい、お医者さんの説明を受けました。 レントゲンの結果、骨折した箇所が複雑な場所なので、この病院では手術ができないと言われ、大きな病院で手

    地獄の方向へ動き出す - アルコール依存症の夫を持つ妻の物語
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    suoaei 2021/08/07
  • 自己憐憫 - アルコール依存症の夫を持つ妻の物語

    アルコール依存症の勉強会に参加して知れば知るほど落ち込みました。 苦しめられている自分が、責められているようでした。 まずは、『こんなに苦しめられている自分は可哀そう』 これは、自己憐憫という負の感情。 これぐらい思ってもいいくらいの事をされているではないのでしょうか? 飲酒で起こした問題の後始末。 アルコールの問題は人に返す。 色んなパターンがあるかと思いますが、私の場合は、夫が家で一人で飲みトイレに立ち上がる度にひっくり返り部屋の中を汚して後始末をしてしまうこと。 こんな汚れた部屋で暮らすのは、不快だから片付けてしまう。 こんなに泥酔しているのに後始末なんかできるのか?という思いでしていたので自分の行動に疑問がありませんでした。 夫の行動を監視してお酒を隠してしまうこと。 家族は何とか良い方向へと願いながらしてしまう行動では? 飲酒を責めるのもタブー。 黙って見てろというの? 脅しも

    自己憐憫 - アルコール依存症の夫を持つ妻の物語
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    suoaei 2021/07/29
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