データ分析手法を取り入れた新しいアプローチによるネットワークセキュリティ対策を、本書では紹介しています。従来の場当たり的な侵入検知やログファイル解析といった手法では、ネットワークのセキュリティを確保するのが不十分であるとの認識から、さまざまなデータを系統的に収集し多元的に分析した上で、適切な対策を講じようという、いままでにない視点で書かれています。ネットワークを監視し、分析し、その結果からネットワークセキュリティを強化、改善して、安全なネットワーク環境の実現を図るための基本的な知識を解説し、SiLK、R、Pythonによるスクリプトなどの役立つツールを紹介します。系統立ったセキュリティ手法を身に付けることにより、場当たり的ではなく、継続的かつ計画的なセキュリティ対策を取ることが可能となります。 目次 はじめに 第Ⅰ部 データ 1章 センサーと検出器:入門 1.1 配置:センサーの設置位置
![データ分析によるネットワークセキュリティ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7b1022fe14fa6d03bef576138f5e596f77a0ea80/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.oreilly.co.jp%2Fbooks%2Fimages%2Fpicture_large978-4-87311-700-3.jpeg)