四代目市川猿之助(39)率いるスーパー歌舞伎2「ワンピース」が、先日、東京・新橋演舞場で幕を開けた。お家芸の宙乗り、火や水のスペクタクルなど、スーパー歌舞伎の離れ業に、原作ファンと歌舞伎ファンが混在する客席も大喜び。「賛否両論あってこそ本物」と、一門で人気マンガに体当たりするガッツが「自由」と「仲間」のワンピースそのもので、白塗りのルフィのロマンをわくわくと見た。 ********** 「『ワンピース』を歌舞伎がやるとこうなる、というものを見せたい」という猿之助の意気込み通り、ワンピースと歌舞伎の相性は意外にも抜群だった。麦わらの一味が端から名乗っていく様子は「白浪五人男」っぽくてぞくぞくするし、白ひげの最期は弁慶の立ち往生に通じる迫力がある。戦闘を盛り上げる拍子木のバタバタいう音や、ここ一番で見えを切る激アツな感じ、マンガにビジュアル負けしない豪華絢爛(けんらん)な和装など、歌舞伎のダイ
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