「MS-Linux」や「Lindows」といった名称ではないが、Microsoftは今や、独自かつ純粋な汎用Linuxディストリビューション「Common Base Linux(CBL)-Mariner」を持つようになっている。そして、ほかのLinuxディストリビューションと同様に、ユーザーは自らでダウンロードし、実行することができる。驚くべき話ではないだろうか。では、次の段階はLinuxで「Windows」アプリケーションを実行できるようにするというものだろうか。いや、それももう可能になっている。 ここで万感の思いを込めて、筆者とLinus Torvalds氏の言葉をもう1度聞いてもらいたい。MicrosoftはもはやLinuxの敵ではない。Amazon Web Services(AWS)やGoogleとは敵対関係にあるかもしれない。しかし、Linuxとは敵対していない。 例を挙げると、
![マイクロソフトの社内用Linuxディストリビューション「CBL-Mariner」とは](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5013f4e627264b7d6778b93e273ad0feb7e84b35/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.zdnet.com%2Fstorage%2F2021%2F07%2F19%2F1cf8f160e6e56e1512c4625b513e5fe4%2Fistock-5429285961.jpg)