お探しのページは見つかりませんでした。
筆者は米CNETの新入り記者だ。専門は(懐かしの)テレビ。先日友人たちに「テレビで重視するものは何か」と聞いてみたが、まずは「テレビを持っているか」を聞くべきだったと反省した。現在では、そもそもテレビを持っていない友人が多い。 筆者はZ世代(1997年頃〜2012年頃に生まれた世代)の一員だ。筆者も友人たちも、エンターテインメントはテレビではなく、主にスマートフォンやノートPCといったパーソナルデバイスで消費してきた。ここ数年に借りた部屋を思い返しても、テレビがあった記憶はない。ルームメイトも筆者も、何かを視聴したいときはもっぱらノートPCで観ていた。 しかし、パーソナルデバイスも万能ではない。据置型ゲーム機で遊ぶために、あるいは仕事や学校でPCの画面は見飽きたという理由で、家ではテレビを使いたいと考える人もいる。それに、友人や家族とテレビ番組や映画を観るなら、小さい画面よりも大きい画面の
TVerは、民放のテレビ番組をネット配信するサービス「TVer」 (ティーバー)で、2023年12月の月間ユニークブラウザが3129万(前年同月比を約124%)に達し、初めて3100万を超えたと発表した。再生数は3億9800万回超(同約150%)と、4億再生に迫った。 12月のコネクテッドTVでの再生数は約1億1500万回(前年同月比約162%)に伸長。 全体の約3割がコネクテッドテレビ経由で視聴されていることになる。コネクテッドテレビでの番組完再生率は71%と、PC・スマートフォンで(約6割)より高水準だ。 12月は年末年始の特別番組の配信に加え、アニメ特集として「僕のヒーローアカデミア」「ハイキュー!!」「進撃の巨人」50作品を配信した。 関連記事 視聴率調査、YouTubeやTVerにも拡大 ビデオリサーチが24年に試行 ビデオリサーチは19日、TVerやYouTubeなど動画配信プ
お笑い界に「天下」というものがあるとすれば、それを最後に手にしたのは1990年代中盤のダウンタウンだろう。 当時の彼らは『ダウンタウンのごっつええ感じ(以下、『ごっつええ感じ』)』(フジテレビ系)のコントと『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)のフリートークで新しい笑いのかたちを提示して人々を熱狂させ、『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)ではゲストとして登場したミュージシャンたちの頭をはたき、テレビにおけるお笑いと音楽の力関係を逆転させてしまった。 芸人としてトップに君臨 ダウンタウンの浜田雅功が小室哲哉のプロデュースで「H Jungle with t」としてリリースした楽曲『WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント』は200万枚超えの大ヒット。 一方、松本人志が書いたエッセイ集『遺書』も200万部を超えた。お笑い好きの
30年近く放送を続けたフジテレビを代表する人気バラエティ『とんねるずのみなさんのおかげでした』(以下、『みなさん』)はなぜ終わってしまったのか。 その決定的な要因の1つは視聴率が下がってきたことだろう。『みなさん』が視聴者の支持を得られなくなってしまったのは、番組の中にある本質的な部分が飽きられ、時代遅れになってしまったからではないか。 ここ数年、とんねるずはコンビとして『みなさん』以外のレギュラー番組を持っていなかった。とんねるずというタレントにとって、この番組こそが生命線だった。だからこそ、ここに懸ける彼らの意気込みも尋常なものではなかった。『みなさん』が多くの視聴者に飽きられてしまったのだとしたら、それはとんねるずという芸人が飽きられつつあるということを意味する。 具体的に言うと、とんねるずの「パワハラ(パワー・ハラスメント)的な笑い」が今の時代に合わなくなっているのだ。 とんねるず
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
ホーム(ORICON NEWS) 芸能 TOP 『TVer』効果で“地域格差”に変化…ローカル番組がネットで躍進、「本当に面白いものが選ばれる」テレビマンの覚悟 (C)TSKさんいん中央テレビ 地方局・TSKさんいん中央テレビが2020年にスタートした『かまいたちの掟』が、ローカル番組に留まらない勢いを見せている。放送開始から1年で、『TVer』の「ローカルバラエティ番組」のカテゴリで「年間総再生数」1位を記録。現在も放送後にランキング上位に食い込むなど、全国区と肩を並べる人気ぶりだ。ローカル番組もネットで簡単に楽しめるようになった今、もはやキー局とローカル局は横並び状態。話題や拡散力という点では、地方格差は縮まっている印象だ。一方で、“ユルさ”を味わうローカルならではの武器が、キー局にも浸透してしまった傾向も伺える。純粋な面白さが試される中、着実に成果を上げている『かまいたちの掟』を例に
4月1日にサービスのリニューアルを実施、11日から民放5系列のリアルタイム配信を開始したTVer。CMには笑福亭鶴瓶を起用し、テレビが「変わるんなら、今」と意気込むが、実際にTVerによりテレビはどう変わってきたのか。3月には月間の動画再生数が2億5千万回を突破、過去最高記録を叩き出す一方、リニューアルには賛否も。今後の可能性を含めて考える。(ライター・鈴木旭) 2015年にサービスが開始され、再生数を伸ばし続ける「TVer」。今年は地上波との同時配信に伴い、4月8日から「もっと、今をつなぐテレビへ。」キャンペーンも行われ、テレビCMと渋谷駅、表参道駅、大阪駅など主要駅での交通広告も展開。一大プロジェクトとしてスタートした。 6パターン制作されたテレビCMには、幅広い世代に人気の笑福亭鶴瓶が出演。「『テレビは変わる』『テレビは変わらなあかん』て何年言うとんねん。ずっと言うてるやろ? でも、
ニュース 若者 バラエティ 音楽祭などの特別番組は除き、定期的にテレビで放送されている音楽番組をふだん見るかどうかを聞き、見るという人には首都圏の地上波テレビ番組表(2022年4月時点)からピックアップした番組の中で、好きな音楽番組を調査。録画や見逃し配信、DVDやインターネットで見る場合も含めて回答してもらった。 「まったく見ない」と回答した人は全体の35%で、6割超の高校生は何らかの音楽番組を見ていることがわかった。男女別にみると「まったく見ない」という人は、女子高生で3割弱、男子高生で4割超となり、女子高生のほうが音楽番組をよく見ているようだ。また、学年が上がるにつれて「まったく見ない」の割合が高くなり、3年生では4割だった。 見ている音楽番組の全体1位は『CDTVライブ!ライブ!』で4割強、全体2位は『ミュージックステーション』で3割超。どちらも生放送で音楽パフォーマンスを楽しめる
イベント TVer ローカル バラエティ Twitter ■TVerが登場してもテレビのDX化は出来ていない? TVerが2015年10月26日にサービス開始以来、"時間や場所に縛られず、テレビをいつでもどこでも見られる" サービスとして多くの生活者が利用するようになった。TVerの登場は「民放テレビDX化の象徴」などともよく言われる。 一方で、TVerの登場によって「テレビの視聴スタイル」こそ変革されど、「テレビコンテンツそのもの」が視聴スタイルに合わせて変化しているかというと、そこまで大きく変わっていないのではないか。各テレビ局は視聴率を上げるべく様々な研究や分析を進めている一方で、「地道なリサーチ」や「長年の研ぎ澄まされた勘」がコンテンツ制作を支えている部分がまだまだ大きいと聞く。 テレビの「視聴スタイル」はDX化が進んだ一方で、テレビの「コンテンツ制作」におけるDX化は開拓途中の領
4月1日、民放公式テレビ配信サービス「TVer」がリニューアルした。ところが、ネット上では「見た目も使い勝手も悪い」と散々な評判となっている。コラムニストの木村隆志さんは「これだけTVerが注目を集めるというのは期待の裏返し。テレビ離れが進んでいるといわれるが、まだまだテレビ局のつくるコンテンツへの期待は高い」という――。 TVerリニューアル直後に批判が殺到したワケ 民放公式テレビ配信サービス・TVerが4月1日に行ったリニューアルの評判がよろしくない。リニューアル当日からネット上には、「何でこんなに使いづらくした?」「見たい番組がさらに見つけづらくなった」「無料アプリとはいえ、いろいろストレス」「広告が多すぎる」などの声が上がり続けている。 つまり、その多くは「見た目も使い勝手も悪い」というユーザーインターフェースのダメ出しなのだが、「使ってない人が作ったとしか思えない」「改悪」「とに
コロナ禍で多くの活動が制限された中、日本人が「動画」に求めたものとは何か。そこでは、「リアルタイム性」(Immediacy)「インフォーマル感」(Informality)「没入体験」(Immersiveness)の 3つのキーワードで分析している。 YouTubeは、われわれ市民にとって最も身近なクリエイティブプラットフォームとなった。誰でも無料でアップロードでき、多くの人が手軽にスマホやテレビから接触してくる。 一方で、YouTubeに上げる動画を撮影する機材には、幅広い選択肢がある。スマホだけで完結することもできるし、テレビや映画と変わらない規模のシステムを組むケースも出てきている。 今回はYouTubeのトレンド分析を元に、今クリエイティブツールとしてどんな映像機器が求められているのか、その背景を考えてみたい。
関連記事 27時間で完売! ダイヤルを回すだけで温めることができる「レトルト亭」が面白い レトルトカレーをそのまま温めることができるアイテムが登場した。電子レンジでもなく、ガスも使わない。ダイヤルを回すだけで温めることができる「レトルト亭」とは、どんな商品なのかというと……。 トイレの個室に「使用時間」を表示 で、どうなったのか? 首都圏のオフィスで、ある「実証実験」が行われた。トイレの個室に「他の個室の使用状況」と「滞在時間」を表示したところ、どういった効果があったのだろうか。システム開発を手掛けているバカン社の河野社長に話を聞いたところ……。 発売前に現行モデルの5倍! パナの電動工具が売れに売れている理由 パナソニック ライフソリューションズ社の電動工具が売れている。新ブランド「エグゼナ」を立ち上げて、フラッグシップモデル「Pシリーズ」を発売したところ、販売目標を大きく上回る結果に。
近年、テレビ受像機をインターネットに接続し、YouTube(ユーチューブ)、Netflix(ネットフリックス)といった動画配信サービスを視聴する行為が普及していることが注目されている。IXT(現インテージ)が2021年4月に日本全国約6000名に対して行ったアンケート調査によれば、全国でおおよそ3人に1人がスマートテレビ(ネットに接続可能なテレビ受像機)をネットに接続して利用している。 スマートテレビでは、放送(本稿では地上波、BS、CSを総称して「放送」と呼ぶ)だけではなく、ネット経由でさまざまな動画配信サービスを視聴することが可能だ。スマートテレビを利用する視聴者にとって、テレビ受像機はすでに放送のみを視聴するデバイスではなく、「さまざまな動画を大画面で視聴するためのデバイス」になっているといえるだろう。 スマートテレビ100万台の視聴ログを解析 では、スマートテレビに搭載されているア
日本のアニメは海外で大人気なのに、なぜ邦画やドラマはパッとしないのか:スピン経済の歩き方(1/6 ページ) 日本でも大ヒットを記録した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が、全米劇場ランキングでも『モータルコンバット』を抜いてトップになったらしい。日本のアニメ・マンガが「海外市場で勝負できるコンテンツ」にまで成長していることは、今さら説明の必要がないだろう。 ジブリ作品、新海誠監督の『天気の子』など海外でも高い評価を受ける作品は山ほどある。日本の首相の顔を知らなくても、『機動戦士ガンダム』や『ONE PIECE』を知っている人はたくさんいる。『NARUTO -ナルト』や『鋼の錬金術師』など、日本人が思っている以上に、海外で熱狂的な人気のある作品も少なくない。 そんなコンテンツ力は数字にも出ている。日本動画協会の「アニメ産業レポート2020」によれば、アニメ産業の市場は順調に成長しており、201
2021.08.10 デジタル化で大きく変化するテレビ意識 「発見!令和のテレビっ子」 (メ環研の部屋 レポート) #インサイト #動画 #コンテンツ #メディアプランニング #テレビ視聴データ #メディア環境研究所 #Z世代・α世代 #デジタルトランスフォーメーション 見逃し配信やスマホ視聴など、デジタル化の進展によってテレビ番組を取り巻く状況が大きく変わりつつあります。特に若年層を中心に見えてくるのは、「テレビ受像機」にこだわらず、多彩な手段によって、「好きな時に」「好きなように」テレビ番組を楽しむ様子です。 博報堂DYメディアパートナーズのシンクタンクであるメディア環境研究所(以下、メ環研)では、その変わりゆくメディア生活の実態や意識を明らかにするため、定量調査とインタビュー調査を実施。その結果を、メ環研にご関心をお持ちの皆さまとカジュアルに意見交換・議論をするオンラインイベント「メ
LINEの調査サービス「LINEリサーチ」は、高校生を対象に「ニュース」に関する調査を実施した(有効回収数:1,050サンプル)。ニュースをチェックする方法、興味があるニュースのジャンル、不確かな情報を見たときの対応などを質問している。 ニュースに接するのは「テレビ」「Twitter」「ニュースサイト」まず「ふだんニュースを見聞きしたりチェックしたりする方法・場所」を聞くと、「テレビ」がすべての学年で最多だった。2位には「Twitter」、3位には「ニュース系のサービスサイト(Yahoo!ニュース、LINE NEWSなど)」がランクイン。高校生のニュースソースはこの3つが全学年のトップ3となった。全体では95%の高校生が、ニュースを見聞きしたりチェックしたりしていることとなる。 その他では、4位「YouTube」や5位「Instagram」などSNSが上位にランクインし、「ニュース系のアプ
どの番組も、似たり寄ったり ここ数年のテレビ番組の傾向を俯瞰すると、「韓流ドラマ」、「クイズ」など、民放キー局が一斉に類似番組を放送し、「どのチャンネルを見ても同じ」と揶揄される状況が一部で発生している。 具体的には、日本テレビ『世界の果てまでイッテQ!』の成功により同種の「海外情報バラエティー番組」が急増した。コロナ禍の影響で現在は減ってきてはいるものの、2015年の4月編成の時点では1週間の番組編成表に、民放局で17本もの海外情報を扱ったレギュラー番組が並ぶ状況に陥っていた。 インターネットの普及など、メディアや娯楽媒体の多様化の影響により、「テレビ離れ」現象が指摘されている。特に若年層を中心に「見たいものがない」といった、テレビ番組に対する不満が高まる中、全体的な「視聴率」も低下傾向にあり、2020年の電通の発表によると、テレビはインターネットに広告費で凌駕されている。 現状まだ基幹
2021.03.30 成長し続けるTVerは動画広告市場をどう変えていくのか ──「テレビ」と「動画」の領域を拡大するTVerの挑戦【前編】 #動画 #コンテンツ #メディア環境研究所 #デジタルトランスフォーメーション 在京民放キー局5局が共同で運営するテレビ番組のプラットフォーム「TVer(ティーバー)」。2015年のサービス開始から順調にユーザー数を伸ばし続け、アプリの累計ダウンロード数は3400万超、MAU(月間アクティブユーザー数)は1697万に達しています。(2021年3月現在)「テレビ番組をネットで無料で見る」というモデルの強みや、視聴者のCM接触の特徴、TVerならではのデータ活用の可能性などについて、同社取締役の須賀久彌氏と、博報堂DYメディアパートナーズ・メディア環境研究所の上席研究員、森永真弓が語り合いました。 緊急事態宣言下におけるTVer 森永 2020年4月に新
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く