電子ブック端末でキンドルを脅かしているのは、実はアップルのiPhone。より電子ブック端末に適したタブレット型機の発売も噂される。 携帯電話でマンガを読んだり、iPhoneで雑誌を読んだりと、電子ブックが僕らの生活に浸透してきている。そんななか「電子ブックの黒船襲来?」といわれているのがニュースでもたまに目にするアマゾン『キンドル』だ。注目されている理由を、インターネットメディア総合研究所の高木利弘客員研究員に聞いてみた。 「キンドルでは、アマゾンで販売されている新刊書籍やベストセラー書籍のデータをダウンロード購入して、保存できます。しかも、通信料はアマゾン持ち。キンドル本体は日本でも購入できますが、今のところダウンロードできるコンテンツはアメリカの書籍だけです」 実は、電子ブック端末は06年ごろに日本でも発売されていたのだとか。当時はパソコンでダウンロードしたコンテンツを、外部メディ