近年注目される仮想空間「メタバース」でも注目を集めるゲームビジネス。2021年の世界市場規模は20兆円を超え、任天堂やソニーグループのゲーム事業が好業績を残す中、米アップルやグーグルなど世界を代表するビッグテック企業も続々と参入しています。 一方、日本でも日本経済団体連合会(経団連)が、日本が強みを持つソフトパワーの分野だとして22年度に「クリエイティブエコノミー委員会」を新設。経団連の十倉雅和会長も「日本のファンを増やし、経済の好循環につなげたい」と発言するなど、今後も成長が期待される有望市場です。 国内外で注目が集まるゲームビジネスについて、「今さら人に聞けない」というビジネスマンのため、ポイントを解説します。 世界の市場規模は約22.8兆円 半数は「スマホゲーム」 では、そもそも世界のゲームの市場規模はどの程度なのでしょうか。オランダの調査会社Newzooの試算によると、21年のゲー