カシオ計算機は10日、スマートフォンを使った可視光通信システムを、米ラスベガスで開催中の「CES 2012」(The 2012 International Consumer Electronics Show)に参考出品することを発表した。 可視光通信では、人間の目に見える光を点滅させるため、現在使用されているディスプレイ、LEDを備えた照明、看板など、さまざまな光源を発信源にできる特長がある。また、離れた距離でも読み取れる、人体や電子機器に影響を与えないなどの利点もあるため、AR(拡張現実)など多くの分野で活用が期待されている。さらにカシオは、標準化団体「可視光通信コンソーシアム」に2004年の設立時より参加し、C-MOSやCCDなどのイメージセンサーを使って信号を受信する「イメージセンサー通信技術」の開発を進めていた。イメージセンサー通信技術では、情報の発信位置の特定、多数の信号の同時受
ソニーは1月10日、開発中の次世代ディスプレイ「Crystal LED Display」の試作機を、米国で開幕する「2012 International CES」に出展すると発表した。 ソニー独自の方式により、RGB各色の微細なLEDをそれぞれ画素数分配置した自発光型ディスプレイ。試作品は55インチフルHD(1920×1080ピクセル)で、RGB各色でLED約200万個ずつ、合計約600万個を使用しているという。LED光源を用いた自発光型ディスプレイで55インチフルHDは業界初だとしている。 この技術では、3原色のLED光源を直接ディスプレイの前面に配列し、光の利用効率を飛躍的に向上させている。このため、既存の液晶ディスプレイやプラズマディスプレイと比較して、高コントラスト、広色域、高速動画応答性能、広視野角を低消費電力で実現するという。構造上、大画面化にも適しているという。 試作品は同社
台湾Gemtek Technologyが「2011 International CES」で、自宅の鍵やサーモスタット、電気、セキュリティーシステムなどと連結し、自宅の家電を一括管理するオペレーションネットワークを披露した。 Gemtek モバイルコンシューマエレクトロニクス部門ゼネラルマネージャのRick Hwang氏によると、2011年の第2四半期には、Z-waveとZigbeeを搭載したAndroidタブレットも全世界で販売する予定である。 今年のCESの見どころの一つは、ドッキングスタンドの新たな生まれ変わりだと言っても過言ではない。モトローラの発表したAtrix 4Gには、USBやHDMIでキーボードやテレビを接続できるドッキングスタンドだけでなく、ディスプレイやキーボードを備えたノートパソコン型ドッキングスタンドも提供されている。 2011年は、このような家電との連携機能を持つA
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