KDDIが5月22日に発表した東芝製端末「W44T」は、ともするとウォークマンケータイとして華々しく登場した「W42S」の陰に隠れてしまいがちだが、実は非常に高機能な端末に仕上がっている。 厚さ21ミリの回転2軸ボディ 国内初のHDDケータイとして登場した「W41T」はボディが大きく、いくら4Gバイトのストレージがあっても、ポータブルオーディオプレーヤー代わりに使うには少々扱いにくい部分があった。しかしW44Tでは、内蔵メモリを1Gバイトに増量して大量の音楽データも保存できるよう配慮しながら、ボディの薄型化に成功している。 au向けの東芝製端末としては初となる回転2軸型のボディは、厚さが21ミリとスリムで、人気の「W41CA」の22ミリよりさらに1ミリ薄い。「W43T」と比べ、サブディスプレイや音楽再生用のキーがない分、さらなる薄型化が可能だったという。ただ、機能面こそW43Tに近いものの