J1第13節第1日(23日、山形0−0京都、NDソフトスタジアム山形)開幕からの快進撃は過去のものになってしまった。J1初参戦の山形は5月のリーグ戦を白星なしの2分け3敗。小林監督は足踏み状態について「慣れないJ1で選手は目いっぱいやっている。連戦で疲労が取れなかった」と歯がゆそうだ。 この日は京都にうまく攻撃を封じられた。速攻主体の山形は、ボールを奪うとFWに縦パスを通すのが攻撃の第一歩となる。しかし、3バックに変更してきた京都は長谷川や財前に激しく体を寄せ、攻撃の芽を摘んだ。起点をつくれなかった長谷川は「京都のやり方にはまった。うまくサイドを突けば良かったけど…」とうなだれた。 13試合で勝ち点16はまずまずの結果かもしれない。「いまが耐える時期なのであれば、しっかりと耐えたい」と小林監督。約1カ月の中断期間で失った勢いを取り戻すことはできるか。試合結果へ