俊輔“超VIP待遇”でエスパニョール入り セルティックの日本代表MF中村俊輔(30)のエスパニョール移籍が22日、決まった。中村の代理人を務めるロベルト佃氏がこの日、横浜市内で横浜側との最終交渉に臨み、横浜のオファーを断り、中村のエスパニョール移籍を通告。中村はあこがれのスペインリーグで欧州8年目のシーズンを迎えることが決定した。1年後に迫るW杯南アフリカ大会での4強入りを目指し、中村が新たな挑戦に踏み出した。 最後の決め手は、中村の飽くなき向上心だった。この日、横浜市内で行われた最終交渉の席で、中村の代理人・ロベルト佃氏は横浜の松本チーム統括本部長に対し、中村本人の強い意志を伝えた。 「(スペインは)今までの夢。W杯に向けてさらに高いレベルで試してみたい」 中村は長男の学齢期が近づき、生まれ故郷でもある横浜でのプレーを熱望した。だが、移籍交渉は合意直前で暗礁に乗り上げた。横浜