ポスト闘莉王はブラジル人…浦和早くも動いた 浦和が、今季限りで3年契約を満了する日本代表DF田中マルクス闘莉王(28)との契約を更新せず、新たにブラジル人DFを補強する方針を固めたことが14日、分かった。闘莉王も、フィンケ監督とのサッカー観の相違から、欧州を筆頭に国内外へ移籍する意思を固めている。浦和側は早くも強化担当者をブラジルに派遣し、“ポスト闘莉王”となるセンターバック探しに着手した。 浦和の動きは素早かった。在籍した6年間、攻守にわたる獅子奮迅の活躍で、チームの象徴的存在だった闘莉王の“放出”を決断すると、早くも来季に向けて新たなブラジル人DFの補強に着手。前日13日には、強化担当の北野大助氏をブラジルに緊急派遣するなど、“ポスト闘莉王”となるストッパー探しが始まった。 今季の低迷にもかかわらず来季、背水の2年目に突入するフィンケ監督は、サッカー選手のパフォーマンスは22〜27歳