現地時間7日夜(日本時間8日未明)に行われる準決勝ドイツ−スペインは、ドイツ1部リーグのバイエルン・ミュンヘンとスペイン1部リーグのバルセロナの名門クラブ同士の戦いでもある。 開幕前の時点で23人全員が母国リーグでプレーしていたドイツW杯メンバーのうち、バイエルンに所属するのは、主将のラームやシュバインシュタイガーら最多の7人。20人が母国リーグのスペインでも、シャビやイニエスタらのバルセロナが7人と最大勢力となっている。 バイエルンは昨季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)で準優勝。連覇を狙ったバルセロナは準決勝で優勝したインテル・ミラノ(イタリア)に敗れている。 いまや、スペインのプレースタイルがバルセロナで主力として活躍するシャビやイニエスタによってもたらされているのは定説。宿敵のレアル・マドリードで長く指揮を執ってきたデルボスケ監督も「中盤の構成を見ても分かる通り、似通っているように