担当M(以下M):中山雅史選手の移籍先がいろいろ浮上しています。 ラモス(以下R):なかなかいないタイプの選手ですよ。ぜひ来年もプレーさせてあげたいね。噂になっている横浜FCに入団するんだったら、僕が監督にぴったりですよ。カズとゴンのコンビ、これってみんな見たいんじゃないかな。そういう夢のある構想をちゃんと持ってます。 M:もしラモスさんが横浜FCの監督になったら、どんな起用をするんですか。 R:もちろんスタートからカズとゴンの2トップですよ。ただしホームゲームだけね。だって2人ともベテランだからちゃんと体を回復させる必要がある。だからアウェイゲームは若手2人をFWとして使いますよ。 M:それって機能しますか? R:若手選手がカズとゴンから学ばなきゃいけないことって、まだまだ多いはずですよ。どこをどう盗まなきゃいけないかっていう詳しい話は企業秘密。だけど若手選手にそのポイントををちゃんと説
フランス代表のレイモン・ドメネク監督が、あらゆる人に反論している。アイルランド代表とのワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ・セカンドレグで、FWティエリ・アンリのハンドによるスキャンダルが騒がれてから一週間。同監督はフランス『レクスプレス』のインタビューで、自らを批判したあらゆる人物に言い返している。 まずは、スポーツ省のロズリン・バシュロー大臣。「サッカーとしてあまりスペクタクルではない」試合の後に、ドメネク監督と選手たちに「目を覚ますように」と助言した同大臣に対し、ドメネク監督は「私は大臣ではない。彼女も自分の仕事をすべきだ」と話している。 一方、ドメネク監督が「ルイ16世以来、もっとも無能な指揮官」だとしたエリック・カントナ氏には、「ルイ16世が監督だったとは知らなかった。カントナについては、彼はビーチサッカーの代表チームを指揮しているが、W杯予選を突破することはできなかった。慎
柔道家・井上康生の妻でタレントの――。 彼女が更新するブログ『ひがしはらですが?』は、そのブログに書かれた有名人やスポーツ選手に災いが起こることから、通称「デスブログ」と呼ばれ、すっかりお馴染みとなったが、そんなデスブログにまた新たな疑惑が持ち上がった。 現在は、英国に滞在している東原。22日の更新では、サッカー・プレミアリーグ公式戦=マンチェスター・ユナイテッドとエヴァートンの一戦を観戦し、「母さんは人生二回目 娘っこは人生初めてのフットボール観戦〜」、「客席の乱闘もみれてなんだかサッカーみてるぞーって気分でした!」と嬉しそうに綴っていた。 だが、この試合こそ3-0で快勝したマンUは、ブログが更新された次戦となる26日のチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5節で、格下ベジクタシュをホームに迎え撃ったが、0-1でまさかの敗戦を喫した。 この結果に、大手掲示板では、「マンUがホームでベジク
21日のセリエA第13節でボローニャを3−1と下したインテル。試合から一夜明け、マッシモ・モラッティ会長が心配しているのは、ユヴェントスのことだ。より正確に言うと、12月5日のユヴェントス戦でDFマイコンが出場停止になる可能性があることを心配している。 マイコンはボローニャ戦の終盤ロスタイム、アイロルディ副審とのいさかいから退場処分となった。モラッティ会長はこれが「誤解」によるものだとしており、ユヴェントス戦に出られるべく、出場停止が2試合にならないことを願っている。インテル側は、アイロルディ副審がマイコンに「Vai(向こうに行け)」と言ったのに対し、マイコンは「Vai tu(お前が行け)」と言い返したのだが、それが「Fuck you」に聞こえたのだと主張している。モラッティ会長はマイコンについて、次のように語った。 「何が起きたかは分からない。私はスタジアムにいなかったからね。だが、マイ
21日のプレミアリーグ第13節のウォルヴァーハンプトン戦で、チェルシーのガエル・カクタ(18)が59分からアネルカに代わって投入され、公式戦デビューを果たした。 カクタはフランス北部のラシン・クラブ・ド・ランスで育成され、2007年にチェルシーに引き抜かれた。この際にランスとの契約破棄で違反があったとして、チェルシーには2011年までの選手獲得禁止(現時点で処分は凍結)、カクタ本人には4ヶ月の出場停止という厳しい処分がFIFAから下された。 またカクタは公式戦デビューを準備していた今年の2月に、脚とくるぶしの骨折という重傷を負い、8ヶ月の離脱を強いられていた。一部からは選手生命を危ぶむ声も上がったが、ケガは完治し、出場停止も解けて今回のデビューに至った。 レキップ紙によると、チェルシーのアンチェロッティ監督はカクタについて、「偉大な才能の持ち主。とてもよく練習しており、まだ非常に若いが、デ
トリノで行われるユヴェントス対インテルの直接対決は、12月5日に行われる。22日に行われたのは、ユヴェントス対ウディネーゼ戦だ。しかし、南側ゴール裏スタンド「クルヴァ・シレア」からは、「飛び跳ねればバロテッリが死ぬ」というコールが起こった。そして、北側スタンドもそれに続く…。 おそらくは、退屈からきたものなのだろう。退屈は時に愚かなことをさせるのだ。スタジアムには2万3000人の観客がいた。そのなかでコールしたのは、100人、おそらくは1000人程度だろう。それは事実だ。だが、ほかの観客は何をしていたか? ただ聞くだけで、コールに対してブーイングすることもなかった。少なくとも、表向きにはしていなかった。 スタジアムのスピーカーは「人種差別反対」と繰り返し訴える。ユヴェントスは22日にもユネスコとの協力で新たなキャンペーン「人種差別に一蹴りを」をスタートさせた。おそらく、一蹴りでは足りないだ
元フランス代表でマンチェスター・ユナイテッドの英雄エリック・カントナがマルセイユで行われるビーチサッカーの大会の記者会見で、フランス代表のレイモン・ドメネク監督とティエリ・アンリを批判した。 「レイモン・ドメネクは、ルイ16世以来のフランスサッカーで最悪の監督だ。私なら、(ボルドーの監督)ローラン・ブランをフランス代表監督に推すね。彼はボルドーでリーグ優勝を果たし、(現役時代は)W杯にも優勝している。彼が最適だと思うのは私だけじゃないよ」 現在はビーチサッカー・フランス代表の監督で、映画俳優としても活躍するカントナはまた、アイルランドとのプレーオフで決勝点をハンドでアシストしたティエリ・アンリについても言及。 「正直言って、私がショックを受けたのはハンドそのものじゃないんだ。試合が終わると、テレビカメラの前で、この選手(アンリ)がアイルランド代表の選手の隣に腰を下ろして慰めたことだった。そ
「ヴィエリは我々のメディカルチェックに姿を見せなかった。よって、新しいニュースはない」。元イタリア代表FWクリスティアン・ヴィエリと仮契約を結んでいたと言われるボタフォゴFCは、困惑を隠せない。 わずか6日前、同選手がリオ・デ・ジャネイロに到着した様子がボタフォゴFCの公式HPに載っていた。しかし、リオ・デ・ジャネイロからおよそ700キロメートル離れたボタフォゴFCのホームタウン、リベイロン・プレットに彼が到着することはなかった。 どうやらヴィエリは、リオに留まりボアビスタと契約を結ぶことになりそうだ。半年の契約で、報酬は3万3000ユーロ(約430万円)程度。運転手と海に面した家が用意される模様だ。 ブラジル『Globoesporte』の中でヴィエリは、「リオは素晴らしい」と語っていた。昨シーズン途中にアタランタとの契約を解除した同選手はその後、世界を転々として新しい所属クラブを探してい
18日に行われたワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ・セカンドレグで、フランス代表が本大会への切符を手にすることへとつながった、FWティエリ・アンリのハンド。今回のハンドは、英紙『タイムズ』のコラムニスト、ビル・エドガー氏が個人的に選ぶ、「W杯にまつわる“恥ずべきプレー”トップ10」に入る“権利”がある。 6位に選ばれた元エクアドル代表アンドレス・エスコバルに関しては困惑する面があるが(同選手はW杯でオウンゴール後、母国で射殺されている)、エドガー氏によるランキングは以下のとおり。 1位:ディエゴ・マラドーナの“神の手”ゴール(1986年メキシコ大会準々決勝) ヘディングが届かず、意図的に手でGKピーター・シルトンをあざむいたゴール。まったく良心の呵責を感じないマラドーナ本人が「神の手」と命名。 2位:シューマッハーの体当たり(82年スペイン大会準決勝) フランス代表パトリック・バッテ
18日の(W杯)アフリカ予選プレーオフで、エジプトを1−0と下し、24年ぶりとなる本大会出場を決めたアルジェリア。ヒーローとして迎えられた選手たちは、空港で大臣や大統領の個人秘書らによる出迎えを受けている。 だが、こういったときによるあるように、W杯出場へのお祝いはうれしくないニュースももたらしている。代表チームの勝利を受けて、アルジェリアでは145名もの人が心筋梗塞を患ったという。さらに、予選突破を祝っている間に、175もの交通事故が発生し、14名の死者と250名を上回る負傷者を出したようだ。 一方、FIFAは14日に行われたエジプト対アルジェリア戦について、規律面に関する調査を開始した。エジプトが2−0で勝利し、18日のプレーオフへもつれ込むきっかけとなったこの一戦では、試合の2日前にアルジェリアの選手たちがカイロへ到着した際、チームバスが現地ファンから投石などの被害を受けており、4名
アイルランドのダーモット・アハーン法相は19日、自国サッカー協会に対し、W杯予選でフランスが勝ち抜けたことについて正式に抗議をするように要求した。 18日のプレーオフ・セカンドレグでアイルランドはフランスと対戦、延長戦で同点ゴールを許し、2試合合計1−2で敗退した。フランスの決勝点をアシストしたティエリ・アンリはギャラスへパスする前にボールを手で二度触っていた。 アハーン法相は、「もし結果がこのままならば、ズルをすれば勝てるんだとみんなが思うようになる。世界中の人が、あれは二度にわたるハンドボールだったことを見ている。FIFA首脳に訴えかけて、再試合を要求すべきだ」と話した。
「審判に対する“借り”は、2002年ワールドカップ(W杯)のときに、もう済ませていたと思ったんだがね。モレーノ主審を覚えているかい? 今、また私の体には傷ができてしまったよ」 アイルランド代表を率いるジョヴァンニ・トラパットーニ監督は激怒している。アイルランドは18日、W杯欧州予選プレーオフ・セカンドレグで、フランスと延長戦にもつれ込みながら、最後はFWティエリ・アンリのハンドに泣くこととなった。 トラパットーニ監督は“政治的”にアイルランドよりフランスが強いことは分かっていただろう。だが、あのアンリのハンドが見逃されることはあり得なかったはずだ。 「取り消されるべきゴールによって敗れ去るより、PK戦で姿を消す方が良かった。フェアプレーというのは、重要なシチュエーションにおいてこそ、見えてくるものなんだ。今日、サッカーは子供たちにひどい例を示してしまった」 「自分が被害者と感じるか? 全世
前回の記事で紹介した「3チャンネル」は、ドバイで行われているビーチサッカーW杯の模様も伝えていた。ポートエリザベス空港の出発ゲートの前に、腰を据えれば、目の前に置かれたモニターテレビからは、日本対スペインの模様が映し出されていた。日本ではあり得そうもないシチュエーションである。 結果は「ラモス・ジャパン」のPK勝ち。まさに熱戦を満喫した後、僕は飛行機に乗り込んだ。 航路でポートエリザベス〜ヨハネスブルグは2時間弱。ヨハネスブルグ〜パリは9時間強。パリ〜ザグレブは約2時間。ザグレブ〜サラエボは1時間弱。ポートエリザベスを現地時間の18時(欧州時間17時)に発って、サラエボに到着したのは15時半。ドア・トゥ・ドアでは、丸一日以上の道のりだった。 ザグレブのホテルにチェックインし、インターネットを繋げれば、ラモス・ジャパンがコートジボワールを下し、ベスト8進出したというニュースがアップされていた
18日に行なわれたW杯欧州予選プレーオフ第2戦で、フランスが延長戦の末、1―1の引き分けに持ち込み、本戦出場を決めた。 試合は104分目、マルダのフリーキックが流れたところに走り込んだアンリがセンタリング、ギャラスが頭で合わせてフランスの同点ゴールとなった。 ゴールの直後、GKのギヴンをはじめとするアイルランドの選手が一斉に主審に抗議、そのジェスチャーはハンドのアピールだった。しかし主審はファウルを認めない。 フランスの実況局TF1がリプレーを流すと、アンリがボールに手で2度ふれてコントロールし、パスを出していたのが明らかに確認できた。同時にゲスト解説者のアーセン・ヴェンゲル氏(アーセナル監督)から、思わず「100%ハンド」の言葉がもれた。 ヴェンゲル氏はその後も試合中に「このままではスッキリしない。もう1点とってほしい」とコメントしたり、試合後も「スッキリとしないものを感じるが、フランス
フランス・ソワール紙が17日夕にウェブ版で報じたところによると、元フランス代表DFのバジール・ボリ氏(42)が17日朝、背任などの容疑でフランスの経済警察に身柄を拘束され、取り調べを受けている。 ボリ氏は、1982年にオセールでプロデビュー。1990年に移籍したマルセイユでは、ジャン=ピエール・パパン、ディディエ・デシャンらとともに黄金時代を築き、93年には欧州チャンピオンに輝いた。ACミランとの決勝戦ではヘディングで決勝点をあげた。 その後、グラスゴー・レンジャーズ、モナコを経て、1996年にはに入団、シーズン合計で公式戦32試合に出場し5得点と活躍したが、ヒザの故障が悪化し翌年に現役を退いた。フランス代表としては45試合に出場した。 引退後は企業経営や政治に関心を示し、一昨年からはフランス与党UMPの共同開発局で全国書記官を務めていた。昨年には、レジオン・ドヌール勲章シュバリエ(第五等
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