サッカーJリーグ2部(J2)にファジアーノ岡山が参入して間もなく3カ月、岡山市の通称・国体道路(岡山駅西口から桃太郎スタジアムまでの約1・5キロ)が「ファジロード」に様変わりしている。試合日には沿道にチームPRのぼりが並び、岡山駅近くの奉還町商店街入り口には地元高校生が手作りしたミニ神社がお目見え、サポーターが必勝祈願するなど、通りは本拠地の玄関口としてにぎわい始めた。 桃太郎スタジアムでファジアーノの試合はこれまで8試合があり、J2で5番目に多い1試合平均約7000人が入場。駅から徒歩約15分と近いため、県内外の多くのサポーターが国体道路を通る。 こうしたファンらに、チームや地域をPRしようと沿道の20店舗以上が協力。ホームゲームの日は「OUR DREAM」などと記したのぼり約70本を掲げてムードを盛り上げ、岡山県に初めて誕生したプロチームを後押しする。ファンの主婦古川操さん(59)