増える「ネトゲ廃人」 退学、退社、離婚…それでも「やめられない」 (1/2ページ) 2009.6.30 18:34 インターネットを介して多くの人が一つのゲームに参加する「オンラインゲーム」(ネットゲーム)に長時間のめり込み、健全な生活が送れなくなる人が増えている。「ネトゲ廃人」。ネット上ではこんなショッキングな名前で呼ばれ、昼夜逆転の生活を続けた揚げ句、退学や退社、離婚に至る人もいる。最近は小学生の参加が増え、金銭や時間を管理できなくなることに懸念の声が上がっている。(徳光一輝) 東京都内の派遣社員の男性(24)は中学3年から昨年まで9年間、1日10時間以上ネットゲームをしていた。私立の中高一貫校だったが、夜中に起きているため遅刻が常習となり、勉強についていけず高1で退学した。大検で私大へ進んだが、2年で中退。その後もゲームをやり続けた。 「最長で連続72時間やった。1人でやっていても