埼玉県朝霞市で当時中学1年だった女子生徒が連れ去られ2年ぶりに保護された事件で、逮捕された男が少女の名前を知った経緯について「玄関前の傘を見て名前を知った」と供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。警察は男が事前にフルネームを調べ、周到に犯行を準備していたとみて調べています。 警察の調べによりますと、寺内容疑者は面識がない少女の名前をフルネームで呼んで声をかけ、「両親が離婚する。弁護士が保護してくれる」などとうその話を持ちかけて車に乗せたとみられています。 その後の調べで、寺内容疑者が少女のフルネームを知った経緯について、「自宅の玄関前にあった傘を見て名前を知った」と供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。 これまでの調べに対して寺内容疑者は「中学校から1人で帰る女子中学生を見つけて後をつけた」と供述しているということです。 警察は寺内容疑者が少女の名前などを事前に