千葉県警が交通ルールの啓発動画に採用した「戸定梨香」なるVtuberの外見が「性的」で「女性蔑視にあたる」との抗議が全国フェミニスト議員連盟から送られ、千葉県警は啓発動画の削除を余儀なくされた。 フェミニスト議員連盟のロジックはいつもお馴染みの「性的客体化」論で、女性を性的な表徴として描くことは「女性とは性的なものだ」というスティグマを促進させるから問題なのだという。 自分がしみじみと不思議に思うのは、「性的客体化」を問題視する論者たちは、「女性の性的自己決定権」の擁護とどのように折り合いをつけているのだろうという点だ。 言うまでもなく女性の性的自己決定権には、女性がどのような服装を選択するかの権利も含まれる。それは当然のこととして、男性の視線を集めがちな性的な装いも含まれている。 実のところ歴史的に見れば「性的な服装を着る権利」はフェミニズム運動の一翼だった。特に「ミニスカート」は60年
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