今回はあまり具体的な作業内容には立ち入らずに基本的な流れだけを説明します。例として、架空の企業サイトを制作することにしましょう。 最初にすることは、サイトの企画書や設計書をよく調べて、サイトを構成するページのデザインをいくつかのパターンに分類するという作業です。Railsで作るかどうかにかかわらず、これは常に必要な手順ですね。 例えば、プレスリリースやIRのページは一定の規則に従ったページデザインになっているはずです。これらをパターンとして認識し、整理してください。パターンの数が多ければ更にカテゴリーに分ける必要があるかもしれません。ただし、後で変更できるので、あまり厳密に考えない方がいいでしょう。 次に、それぞれのパターンに対して、URLがどのような形式になるかを決めます。 例えば、プレスリリースの一覧は /press/2007/index.html のように発表年がパスの中に含まれてい