【モスクワ共同】ゴルバチョフ元ソ連大統領は11日、米国のバイデン次期大統領に対し、2月に期限が切れる米ロ間の新戦略兵器削減条約(新START)の延長に応じるだけでなく、「ロシアと一層の核兵器削減について合意する」よう呼び掛けた。ロシア通信のインタビューで表明した。 東西冷戦の終結と、米ソの核軍縮を主導したゴルバチョフ氏は「バイデン氏は上院議員時代から全ての米ソの核軍縮条約を支持し、オバマ政権の副大統領として新STARTも支えた」と指摘。昨年の大統領選の最中には同条約の延長を主張していたと述べ、米次期政権が核軍縮に取り組むことに強い期待を示した。
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