待望のロシア奏法によるピアノ教本。ガッチナ市立第2児童音楽学校特別ピアノ・クラスでの長年の経験をもとに、著者が子どもにピアノ奏法の基礎をどうやって習得させるか、教育現場で成果のあった曲と練習法をすべて収め、その教程を系統的にまとめた。教則本3巻と曲集から成る。「鍵盤から音を引き出す」という感覚、手の脱力、1本1本指それぞれのテクニックなどを子どもが親しみやすい曲を通して繰り返し練習し、体得させる。これによって短期間に子供がピアノの感覚をつかみ、自由な演奏・自由な指の動きができるようになる。ロシア連邦文化省推薦児童音楽学校用教材。 【紹介動画~『はじめの一歩』ってどんな本? 】 第1章 はじめて出すピアノの音(ノン・レガートで) 1 リス チェコ民謡―――O.ゲターロワ編曲 2 ラードゥシキ 子どもの遊びうた―――N.リムスキー=コルサコフ採譜/M.グルシェンコ編曲 3 氷の山のすべり台――