プロ野球・巨人の高木京介投手(26)が野球賭博をしていた問題で、プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーは22日、高木投手を1年間の失格処分とする裁決を下した。昨年11月に同じ野球賭博などで無期の失格処分を受けた巨人の3選手とは処分内容に差をつけた形。高木投手は同日付で巨人から契約を解除された。 また、巨人に対しては、管理監督上の責任は重いとし、制裁金500万円を科した。3選手が処分された前回の制裁金は1千万円だった。 高木投手は1年間、プロ野球では活動ができない。ただし、失格期間が満了すれば、処分時の球団に対して、復帰を申請することができる。 球団によると、高木投手は「(1年間の処分は)全く予想していなかった。(3人と)同じようなことをしていたのに心が痛くて苦しい」と困惑しているという。 賭博問題を調査する日本野球機構(NPB)の調査委員会(委員長=大鶴基成弁護士)はこの日、コミッショナーに報告