今年のプロ野球ドラフト会議で、西武から指名された千葉県の私立高校3年の生徒(18)が、仮免許しかないのに乗用車を運転し、スピード違反で同県警に摘発されていたことが分かった。高校側が7日、発表した。高校は男子生徒を無期限の謹慎処分とした。 高校によると、生徒は4日午前0時40分ごろ、免許のある野球部の同級生(18)が運転する車で東京都内にドライブに出かけ、帰りに仮免許の標識を示すなどせずに運転。東京湾アクアラインで法定速度を29キロオーバーする時速109キロで走行しているところを摘発された。 生徒は野球部の監督宅で謹慎中。生徒は「野球が大好きな本来の自分を見失っていた。周りのたくさんの人の思いを裏切ってしまった」と書いた反省文を学校側に提出したという。 ◇西武、入団手続きを当面見合わせ 一方、西武の飯田則昭球団専務は7日、埼玉県所沢市の球団事務所で「大変残念に思っている」と語った。高