印刷 囲碁愛好家向けの月刊誌として60年以上の歴史を持つ誠文堂新光社の「囲碁」が4月5日発売の5月号(通巻737号)をもって休刊することになった。 創刊は1951年7月。誌上で呉清源九段や故藤沢秀行名誉棋聖らが布石構想や戦い方を説き、故坂田栄男二十三世本因坊はアマ強豪に胸を貸した。名勝負を詳細に解説した付録の「名局細解」も人気だった。 90年前後、最盛期の発行部数は約2万5千部あったが、現在は半分以下にまで落ち込み、これ以上の継続は困難と判断したという。 関連リンク雑誌「大阪人」が4月号最後に休刊 橋下改革であおり(2/18)「小学三年生」と「四年生」休刊へ 「ニーズに合わず」(11/12/1)新潮社「旅」を休刊へ 1924年創刊、最古の旅行雑誌(11/11/21)