椅子の高さについて何度か考察してきました。 私は紆余曲折をへて、高め、になりました。 ピアノを弾くためには 肘をまげて指先を鍵盤へ持っていきます。 その時、上腕二頭筋が作動します。 いわゆる力こぶになる筋肉です。 力こぶというと、 手のひらを上に向けて、 筋肉をムキっとさせるイメージがありますが、 ピアノの時は、手の甲を上に向けて、二頭筋で腕を曲げるわけです。 椅子が低いと手首を肘より高く持ってくる必要があり、 肘を多く曲げなければなりません。 椅子が高いと、肘よりも鍵盤が低いため、 肘を曲げる角度は少なくて済みます。 つまり椅子が高く肘が鍵盤より高いほうが、 弾く前の構える時点で既に 二頭筋の働きが少なくて済むのです。 あなたはどちらを選びますか? もっと体のことを知りたいというかたにWSを開きます。 グランドピアノと骨格標本を使う実践的な講座です。 11/12.19AMまたは11/29
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