特集タイトルは2018年12月7日、NHK「チコちゃんに叱られる」でも取り上げられた質問です。日本の年末の風物詩、CDの収録時間(74分)を決めた曲、ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調作品125『合唱』の特集です。タワーレコード・クラシックバイヤーが、シーン別に第九のCD、DVDをオススメします。 1824年にウィーンで初演された「第九」が日本で初めて鳴り響いたのは1918年6月1日、徳島県鳴門市にある板東俘虜(ふりょ)収容所でのことでした。演奏を行ったのは第1次世界大戦で日本軍の捕虜となったドイツ兵たち。その背景には所長の松江豊寿による捕虜に対する人道的な処遇や、捕虜と地元民との心温まる交流がありました。ベートーヴェンが感銘を受けた詩人シラーによる、人間愛や世界平和を歌った『歓喜の歌』の詩に相応しい史実があったのです。 日本で年末の「第九」が定着した由来は諸説ありますが、有力なのは以下の
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