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2012年10月23日のブックマーク (1件)

  • 精神分析学と言う思想の行く末-書評-フロイト以後 - 技術教師ブログ

    でのユング信仰/フロイト信仰は異常だ。精神病のスペシャリスト達が無意識の構造と文字通り夢を見ることについて体系化したのが150年前。いまや半分カルト、半分社会権力と化したその150年前の手法が日ではいまだカウンセリングで用いられている。 その気持ち悪さの源泉は、精神医学は精神の異常を指摘して始まる学問であると言う質的な部分にある。異常の裏にあるあるべき正常な人間像論に少々疑問がさしていたところで神保町の古書店で書と運命の出会いを果たし購入。もちろん入門書であるが、軽い語り口とわかりやすい説明で期待通りもしくはそれ以上に、キレイに精神医学の"語られ方"の歴史と、その裏にある哲学の流れを網羅し、問題意識が一気にクリアになった。少し古いであるが同じ問題意識を持っている人はぜひ手に取ってみてほしい。 精神分析学の源流に位置し、フーコーにその裏にある権力性を発見され、ドゥルーズに批判され