ビジネスの場において、取引先や外注先などの関係者と契約を締結する状況は避けて通れません。当記事では、契約締結とはそもそもどのような行為なのかをわかりやすく解説します。また、契約書の末尾に必ず存在する「契約締結日欄」を誰がどのように記入・入力すべきか、いくつかある考え方についても整理していますので、契約書を締結する予定のある方は参考にしてみてください。 契約締結とは、「契約を締結する」という行為を意味する言葉です。三省堂国語辞典(第七版)によれば、契約とは「法律上の効果を持つ約束」のことを指しており、締結とは「(契約などを)とり決めること」を意味していることから、契約締結は「法的な約束をとり決めること」と言い換えられます。 売買や貸借、請負、贈与などの契約の当事者間で、約束の内容を合意することではじめて契約が成立し、契約締結に至ると理解しておきましょう。 契約書の契約締結日の決め方にもさまざ