.NETでは、実行可能ファイルやライブラリ(アセンブリ)に任意のファイルをリソース(resource)として格納することができます。 リソースには、テキストあるいはバイナリのファイル、画像や音声などのマルチメディアファイル、そのほか任意のファイルを埋め込むことができます。 リソースとして埋め込むことにより、コードと密接に関連する読み取り専用の外部ファイルをアセンブリとしてひとまとめにしたうえで公開・配布することができます。 埋め込んだリソースはアセンブリ自身が実行時に読み込むことができるほか、外部のアセンブリからも読み込むことができます。 ここではリソースを埋め込む方法と、埋め込んだリソースを読み込む方法について解説します。