36人が死亡、33人が重軽傷を負った京都アニメーション放火事件から18日で1年です。現場のスタジオ跡地では遺族や会社の関係者による追悼式が開かれ、亡くなった人たちに祈りがささげられました。 去年7月18日、京都市伏見区にある京都アニメーションの第1スタジオが放火され、社員36人が死亡、33人が重軽傷を負いました。 殺人事件として平成以降、犠牲者の数が最も多い事件から1年となる18日、スタジオ跡地では、遺族や八田英明社長ら会社関係者など90人余りが出席して、追悼式が開かれました。 テントで覆われた跡地には、菊やゆりなどの花が供えられた臨時の祭壇が設けられ、参列者は静かに会場に入っていきました。 追悼式は事件発生の午前10時半ごろから始まり、全員で1分間の黙とうをささげたあと、一人一人が祭壇に献花しました。 そして八田社長が「1年がたとうと私たちは悲しみの中にあります。私たちは、アニメーション