連日、猛烈な暑さが続いていますが、猛暑はエアコンや飲料などの売り上げの増加につながり、GDP=国内総生産の成長率を0.2%程度押し上げるという試算がまとまりました。一方で、猛暑のあとは反動で消費が低迷する傾向があり、注意も必要だとしています。 暑さが厳しくなると外出が控えられる傾向がある一方、エアコンや飲料、それに日焼け止めなどの売り上げが伸びるほか、飲料などを運ぶための段ボールの需要が増えるなど、幅広い業種に経済効果が出るとしています。 そのうえで、ことしの夏が、厳しい暑さだった平成22年並みになった場合、家計の消費支出は4900億円余り増え、GDPの成長率を0.2%程度、押し上げると試算しています。 一方で、過去には、猛暑で出費が増えた分、夏以降に反動で消費が低迷する傾向がみられるということで、注意も必要だとしています。