徴兵制について考えてみた(by 朱雀式(2007/12/4)) これって真剣にリアクションして良いものなのかどうか、ちょっと悩ましいところではあるのですけど、朱雀さんが『フルメタル・ジャケット』を観て、本当に 短期間でもハートマン軍曹のような上官にしごかれ、「国防意識」の片鱗を若者に抱いてもらうのは、自衛隊が教育コストを背負い込む意義として少なくはない と考えておられるのならば、「正気ですか……」と思わずにはいられません。いや、僕があの映画を観て感じたのは、「軍隊っていうのは、精鋭になればなるほど、基本的に『自分が所属している軍隊という組織そのもののため』にしか戦わないものなのではないか」ということだったので。軍隊って、訓練されて、「優秀な兵士」になっていくほど、「命令に忠実に従うマシーン」と化していくので、「家族のため」とか「国のため」というような「情緒的な戦う理由」って排除されていくも