深刻な景気後退に見舞われるなか、アメリカでバカ売れしている商品がある。毛布に袖をつけただけの『スナギー(Snuggie)』は、発売から4ヶ月で400万枚以上も売れ、出荷に4〜6週間も待たなければならないほどバカ売れしているのだ。 スナギーのインフォマーシャルは昨年9月、早朝4時から始まった。2分間のコマーシャル(トップ動画)は「寒い日は室内の温度を上げたいけど光熱費がかさみます。毛布は体を動かすとすべって落ちますし、物を取ろうにも毛布の中から手をだすもの嫌ですね」と問題の提起から始まる。 そして「毛布に袖のついたスナギーだと手も自由に動かせますので、電話に読書、テレビのリモコンやパソコンの操作もあったかい状態で行え、赤ちゃんやペットも膝に上にのせることができるのです。スナギーはフリース素材でフリーサイズなので、誰でも頭からつま先までポッカポカです」と問題解決を示している。 しかし、コマーシ