アカデミー賞を選考するアメリカの映画芸術科学アカデミーは、ことしの「科学技術賞」の受賞者を発表し、立体のコンピューターグラフィックに色をつけるためのソフトウェアの開発に携わった日本人男性が受賞者の1人に選ばれました。 8日、ことしの受賞者33人が発表され、映画製作の現場で使われる「MARI」と呼ばれるソフトウェアの開発に携わった三重県桑名市のエンジニア、中垣清介さん(35歳)が、イギリスのソフトウェア会社の同僚3人とともに選ばれました。 中垣さんたちの開発したソフトウェアは立体のコンピューターグラフィックに色をつけるために使われ、高い解像度で大量のデータを扱っても効率よく作業が出来ることが評価され、世界的な大ヒットとなった映画「アバター」など数多くの作品の制作で使われています。 受賞について中垣さんは「本当にうれしいです。受賞した私たち4人だけでなく開発に携わった皆で受賞したものだと思いま