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壁と卵に関するsuzukichihiroのブックマーク (3)

  • 小金井ゴミ戦争でもなんでもNIMBY問題の雑感。原発でも震災ガレキでもおk - よりぬき障害報告@はてな

    小金井ゴミ戦争で村上春樹の壁と卵の話を思い出した。 そもそもの発端の二枚橋処理場近隣の住民の健康被害、というものが存在しなかったかと言えば否定はできない。敏感な人は何かしらのことで喘息になったりするし、処理場を恨めしく思えば体調を崩す人もいただろうよ。 もう一つの卵は蛇の目ミシン跡地の近所のマンション住民な。ローン背負ってマンション買って値段が下がったら困るので拒否らしい。 その中で、リスクが一定以下である、あるいは自らゴミを出したらそのリスクは引き受けるべきだ、という論調もあるし、より安全な処理場をちゃんと運営するならいいよ、という考え方もある。しかし、得てして「市民」的な運動は、ここにない答えを理想とする。その理想からすれば周辺住民は回避できるのにあえて回避しない損害を受けていると思うようになる。他の市で建てられないの?焼却以外の手段はないの?市内で他に場所はないの?しかしすでに代替案

    小金井ゴミ戦争でもなんでもNIMBY問題の雑感。原発でも震災ガレキでもおk - よりぬき障害報告@はてな
  • 「父」からの離脱の方位 - 内田樹の研究室

    『1Q84』は記録的な売れ行きらしい。 今の段階で、発売一週間で96万部。 ミリオンを超えることは確実で、『ノルウェイの森』の450万部という記録を塗り替えるかもしれない。 おそらくメディアはこれから、このの文学作品としての意味より、なぜこれがこれほどの社会的な「事件」を引き起こしたのかの方に多くの紙数を割くようになるだろう。 メディアが『1Q84』を「事件」として扱い、膨大な非文学的言説が行き交うようになる前の短い空白の間に、この作品についてまだ誰の感想も聞いていないイノセントな状態で、自分ひとりの感想を書き付けておきたい。 ムラカミ・ワールドは「コスモロジカルに邪悪なもの」の侵入を「センチネル」(歩哨)の役を任じる主人公たちがチームを組んでい止めるという神話的な話型を持っている。 『羊をめぐる冒険』、『ダンス・ダンス・ダンス』、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』、『アフ

  • 壁と卵 - 内田樹の研究室

    村上春樹のエルサレム賞の受賞スピーチが公開されている。 非常にクリスプで、ユーモラスで、そして反骨の気合の入ったよいスピーチである。 「それでも私は最終的に熟慮の末、ここに来ることを決意しました。気持ちが固まった理由の一つは、あまりに多くの人が止めたほうがいいと私に忠告したからです。他の多くの小説家たちと同じように、私もまたやりなさいといわれたことのちょうど反対のことがしたくなるのです。私は遠く距離を保っていることよりも、ここに来ることを選びました。自分の眼で見ることを選びました。」 そして、たいへん印象的な「壁と卵」の比喩に続く。 Between a high solid wall and a small egg that breaks against it, I will always stand on the side of the egg. Yes, no matter how r

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