ブレイブ ワン NYでラジオDJを務めるエリカは 婚約者のデイビッドと公園を散歩中 暴漢に襲われ重症を負う 復讐者が銃を手に 街中を徘徊し正義を実行する 男性ではなく女性というのが 新しいのかもしれない 心の傷を丁寧に 表現し正義と悪の 狭間に落ちて苦しむ 姿を描いているのがいい これが男だと 酒に溺れて醜態をさらし 写真を見て涙を流すのだろうが ブレイブは徹底して ガラスのハートを侵食する 瞬間をホラー映画並の 恐怖で表現している 一歩家の外にでることが どれだけ勇気がいることか これが女性だからこそ 共感できる範囲も広いと思う ただ、友人や家族との 心の交流場面(カウンセリング)の シーンが少ない 復讐者になるには 彼らは邪魔者だから 徹底的に無視しているのだろうけど 銃社会を肯定するような 内容になってしまっているのは やはり一方的すぎる 法治国家である以上 正義と悪の線引きは必要で