Top イメージセンサについて ※ 私の知識が古く、最近の製品の情報が正しく反映されていない可能性があることを、お断りしておきます。 デジタルカメラには、フィルムの代わりにイメージセンサが使われています。 イメージセンサはその表面に、光を読み取る極小サイズのセンサが画素数分(一般的なデジタルカメラ用では数百万個)並んでいて、各センサの位置と読み出した光の量から画像データが作られます。 イメージセンサの種類として主なものには、CCDイメージセンサとCMOSイメージセンサがあります(単にCCDまたはCMOSとも呼ばれています)。それぞれの構造について私の理解している範囲で説明します。 1.イメージセンサの構造 受光部 CCDとCMOSは、光を受ける部分の構造ではほぼ同じです。イメージセンサに限らず、光を感知する装置はほとんどが光電効果という現象を利用しています。 イメージセンサは主にシリコン単
Top 「紫色」には、どのデジカメでも撮影できる「紫色」と、多くのデジカメで撮影できない「紫色」があります。撮影できない「紫色」は、デジカメのホワイトバランスや露出を変えても正しい色にはなりません。また無理に合わせると写真の他の部分のバランスが崩れます。以下の内容は、その理由を書いたものです。 ※ このページに書かれた各図は、説明が分かりやすいように私が手書きしたものです。精度はそれなりですから、あくまで説明を読む際の参照程度に考えてください。CCDのデータはSONYが公開していたPDF版スペックシートで、自分のPCにダウンロードしていたものを参照しています。現在はデジカメ用CCDのスペックシートは公開していないようです。 光の色 光は電磁波の一種であることをご存知でしょうか。電磁波には、テレビや携帯電話などで使われている電波も含まれます。電磁「波」というぐらいですから、光や電波は一定の周
名阪カラーワーク研究会の ミニ色彩講座(4) 初学者のための CIE表色系の解説 ミニ色彩講座(4)の内容 XYZ表色系とRGB表色系 UCS表色系 LAB表色系 なお、この解説で使用する色度図は、すべて、旧ミノルタ社編 「色を読む話」 から承諾を得て転載しました。 CIE表色系を理解しよう 産業界で色彩を管理する人は勿論のこと、その周辺領域で活躍しようとする人は、CIE表色系を是非理解しておかなければなりません。 商工会議所のカラーコーディネーター検定では、3級レベルから、すでにこの知識が問われているのはそのためです。(文部省認定色彩検定では1級レベル) 検定に無関心な人でも、コンピュータグラフィックス(CG)で出版原稿をつくる人や、フォトショップなどのソフトを使いこなすために、この知識がやはり必要になります。 CIEの表色系とは CIEは国際照明委員会のことで、フランスに本部があ
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