ドイツの大手自動車メーカーのフォルクスワーゲンが、ディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題で、フォルクスワーゲン傘下のアウディについて詐欺などの疑いで捜査を進めていた検察当局は、18日、アウディの会長を逮捕しました。 検察当局は、シュタドラー会長が、ヨーロッパ市場で販売されたディーゼル車に不正なソフトウエアが搭載されていたことを知りながら、販売を停止しなかった疑いがあるとみており、18日、証拠を隠すおそれがあるとして逮捕しました。 シュタドラー会長は2007年からアウディを率いていて、2010年からはフォルクスワーゲンの取締役も務めています。 フォルクスワーゲンは、排ガスの規制逃れの問題に経営陣は関与していなかったと主張していて、今後、捜査がどう進むのかに関心が集まっています。
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