PCのWebサイト制作が主な仕事のダーヤマ氏にとって、Flash待ち受けを作ることは趣味に近い。1つのケータイ待ち受けコンテンツ制作に費やす時間は2時間程度という。 Flash Liteを使ってケータイ向けコンテンツの制作を始めた理由は「動画を作って流せる媒体が欲しかったから」(ダーヤマ氏)だという。ダーヤマ氏には、映画制作に携わりたいという夢がある。どうやったら世の中に作品を出せるかと試行錯誤した結果、取っ掛かりとして「Web」と「ケータイ用Flash待ち受け」という方法に行き着いた。 「Webは反応が早いから面白い。ダウンロード数がすぐに結果となる」というダーヤマ氏は、Webの特性を生かしてユーザーの好みを分析しながら自分の作品を世に出している。 つらい時期から価値観を構築 もちろん、最初から上手くいっていたわけではない。某大手トイレメーカーを退職した後に務めたデザイン会社では、下請け