咲-Saki-が急きょ休載となってしまったので、以前見つけた立先生が挿絵を担当しているラノベの紅いバラシリーズを読んでみました。 このシリーズの1冊目『ウェディング・ドレスに紅いバラ』は田中芳樹さんの作品で元々80年代に連載、出版されていたものでしたがラノベ化に当たって別の方が続編を執筆したみたいです。 ストーリーは、悪さをする後天的な吸血鬼をやっつける為に先天性の吸血鬼による組織「深紅の薔薇結社」の2人、花村雅香と緑川淳司が日夜奮闘する、というもの。 田中芳樹さんの小説を読むのは初めてだったのですが流石に大御所、非常に読みやすく中々面白い作品でした。 ただ問題は続編の『夜空の双子座に紅いバラ』の方で、この作品を単品で読んだとしたらそれほど悪い作品ではないのですが、1作目と続けて読んでみると流石に著者の力量の差をものすごく感じてしまいますね。 というか、舞台が80年代で1作目から数か月後な