タイトルに釣られた。前著「頭のよい子が育つ家」といい、じょうずですな。 ここではエッセンスをまとめておこう。「あたりまえ」と感じるなら読む必要なし、ピンときたなら手にしてみるといいかも。あるいは、学校の司書さんにとってお役立ちになる本だね。 できる子は、子ども部屋で勉強しない できる子の両親は、本を読んでいる(姿を子どもに見せている) できる子の家の本棚は、家のあちこちにあって、家族で共有している そもそも「できる子」って何だよ? ツッコミ入れたくなるが、著者はシンプルに「有名私立中学合格家庭」と定義し、モロモロの面倒になりそうな要素をバッサリ斬って捨てている。ある意味、潔い。で、その家にあがりこんで、いろいろと調査したそうな(その数200世帯!)。 そこで得られた「共通点」がこの3つ。 ■1 できる子は、子ども部屋で勉強しない 子ども部屋がないのかというと、そうではない。ではどこで勉強す