韓国海軍が忠清南道泰安沖でSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル・Submarine-launched ballistic missile)を発射し、韓国政府は「世界で7番目にSLBM発射に成功した国家となった」と自画自賛した。しかし、前編『文在寅の“大誤算”…韓国弾道ミサイル「SLBM」、じつは「致命的すぎる欠陥」があった!』では、そんな韓国のSLBMには問題点があることを指摘した。さらに、そのような体たらくだから北朝鮮になめられたうえ、米国から不満を持たれる事態に直面しているという現実がある。そんな最前線をレポートしよう。 韓国「SLBM」の致命的な欠陥 韓国政府はSLBM発射に関して「画期的な成果として自主国防力強化という我が国軍の目標を達成した」という抽象的な表現で終始している。 つまるところ、SLBMを核に備えた報復用に開発したのではなく、自主国防力強化のために開発したということだが、