1億円の「湾岸タワマン」を購入し、両親と「絶縁」してしまったエリート医師の悲劇 母親の「タワマン批判」にウンザリ 笠原優一さん(仮名・39歳)は都内の有名大学病院に勤務している、いわゆるエリート医師。同僚の医師と同じく、通勤の便がいい首都圏湾岸エリアのタワーマンション購入を検討していた。 しかし山形県の実家に住む優一さんの母親がタワマンに大反対。あの手この手で優一さん家族を断念させようとしたことは、【前編】『1億円の「湾岸タワマン」購入で、実母と揉めに揉めた「エリート医師」の大誤算』で紹介した通りだ。 実は優一さんの母親には、もう一つ別の「思惑」があった…。 実家を継いでくれると思っていた… じつは、優一さんの母親は、表立っては態度に出さなかったものの、「いつか息子はうちのクリニックを継いでくれるはず」と思っていたふしがあるという。今回のタワマン購入で、「東京にタワマンを買うなんて、このま