「うるせぇんだヨォ、ついてくんな!」3歳の子どもに回し蹴りする母親も…80年代以降、急速に進んだ「母親の劣化」 第一回『20年以上前から変わらない「少子化」のヤバすぎる実態…「自分を生かすだけで精一杯」な30歳男性、「子育てを一緒にできる男がいない」と嘆く31歳女性』より続く。 子育て電話相談から見えてきた母親の変容 人間も哺乳類で、発情期があったとのだと再認識したのが、80年代から90年代のドラマ『金曜日の妻たち』や『東京ラブストーリー』『ラブジェネレーション』などがヒットした頃でした。トレンディーなファッションと会話、自由奔放な若者たちの生き様、略奪愛や不倫愛、告白やら自己チューが盛り沢山のイケイケ脚本で、それまでのドラマがくすんでいるというか、古風に思えたりしましたね。 昭和人間から見れば、「節操がない」し、「両親の立場や世間体も考えないと」だし、「板挟みになっている子どもが可哀想」