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ブックマーク / lohasmedical.jp (9)

  • 認知症を知る14 リスクの低い食生活 日本人で初のデータ|ロハス・メディカル

    これまで世界的には、「地中海式ダイエット」と呼ばれる事パターン(表参照)が認知症リスクを下げる(生活習慣病全般のリスクが下がります)と報告されてきました。ただし、ご覧いただくと分かるように、日人などアジア人が日々の生活の中で真似をするには無理があります。 そこへ今回、日人の事データに基づいた解析結果が出てきました。九州大学のグループが、福岡県糟屋郡久山町で1006人の高齢者を15年程度追跡した疫学調査(コラム参照)に基づいて『アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション』という雑誌に論文を投稿、5月号に掲載されたものです(抄訳はこちら)。 複雑な解析を思い切り簡単に説明すると、①認知症リスクに関連あり(上げたり下げたり)との研究結果がある飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸、ビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムの7種類の栄養素について、その摂取量と

    認知症を知る14 リスクの低い食生活 日本人で初のデータ|ロハス・メディカル
    swiminclouds
    swiminclouds 2013/08/01
    最新の研究で、日本人にとって認知症発症リスクの低い食事パターンが明らかにされました。端的に言うと、普通の和食で、米飯少なめを心がけて、乳製品をプラスすれば良さそうです。
  • 養老孟司×中川恵一の現代ニッポン人論|誌面アーカイブ|ロハス・メディカル

    (養老孟司)1937年生まれ。東京大学医学部卒。解剖学者。北里大学教授、東京大学名誉教授。「バカの壁」(新潮社)ほか著書多数。 (中川恵一)1960年生まれ。東京大学医学部卒。東京大学病院緩和ケア診療部長。放射線科助教授=記事掲載当時。養老氏の東大時代の教え子。 中川 いま、がんの診断が二元的な感じになっていますよね。がんか、がんじゃないかという。でも、それはちょっと間違っている可能性があって。 養老 イエスかノーかの話になっていますけど、実は生き物ってイエスでもノーでもないから。その中間なんですよね。しかし、アバウトな返事は許されない。 中川 たとえば、がんではないですが、悪性リンパ腫って病気がありますでしょう。でも、なかには抗生物質で比較的短期間で悪性腫瘍が消えちゃう悪性リンパ腫だってあるんです。 養老 悪性じゃない。 中川 臨床医学やがんの医療には、まだまだ考えなければいけないところ

  • 牛乳とがん|ロハス・メディカル ブログ

    第4回の「大西睦子の論文ピックアップ」。今回は、生活が豊かになった日人には珍しく不足しているカルシウムの大事な補給源、「牛乳」の、ちょっと心配な話です。 皆さんは、どこかで「牛乳は飲まないほうがいい」なんていう噂を耳にしたことはありませんか? その科学的議論をご紹介します。 ところが近年、牛乳の安全性にギモンを呈した意見がぽつぽつ見られるようになりました。大きく取り上げられないのは、対する相手=企業?組織?が強大なためでしょうか・・・などという邪推はさておき、いずれにしても、これまでの意見はもしかしたら科学的根拠に乏しかったということなのかもしれません。ちなみに牛乳の生産・流通管理面について言えば、冷蔵技術も発達した今日、衛生上の問題はまったくありません。では何がひっかかるのか? さっそくその問題をまとめた論文を、大西医師に解説してもらいましょう。 【 牛乳とがん 】 今回の話題は、『

    牛乳とがん|ロハス・メディカル ブログ
  • 食べ物と添加物と健康2|ロハス・メディカル

    最近米国では、砂糖の代わりに人工甘味料を用いてカロリーをゼロにしたダイエットソーダが肥満の原因になると話題になっています。 テキサス大学ヘルスサイエンスセンターのジェニファー・ネットルトン博士は、6814人の成人でダイエットソーダを飲んだグループと飲まなかったグループを8年間追跡し、毎日ダイエットソーダを飲んだグループの36%にメタボリック症候群のリスクがあること、67%に2型糖尿病のリスクがあることを2009年に報告したのです。 カロリーゼロなのに、なぜ? どうやら、その甘みに原因があるようなのです。 脳の反応 私たちがべ物から体にエネルギーを取り込む際、その調節に重要な役割を果たしているのが、脳内報酬系です。 カリフォルニアの研究者たちが、19歳から32歳の成人24人を、習慣的にダイエットソーダを飲んでいるグループと、カロリー有りソーダを飲んでいるグループに分け、12時間の絶後に人

    食べ物と添加物と健康2|ロハス・メディカル
    swiminclouds
    swiminclouds 2013/05/05
    人口甘味料、インスリン分泌上昇促す。血糖上昇ないがインスリン分泌で一時的な低血糖により、空腹感増進。人口甘味料摂取継続、インスリン分泌徐々に悪化、糖尿病と同状態起こす。抑うつを引き起こす
  • 睡眠のリテラシー25|ロハス・メディカル

    高橋正也 独立行政法人労働安全衛生研究所作業条件適応研究グループ上席研究員 眠りの悩みといえば、寝つきが悪い、途中で目が覚めてしまう、起きたい時刻より早くに目が覚めてしまう、ことが挙げられます。他に、ぐっすり眠った感じがない、朝起きた時に疲れている、などもあります。いずれもつらい症状で、薬を使う治療や薬によらない治療(認知行動療法など)が行われています。 このような眠り始めと眠っている時の悩みに加えて、起きる時の悩み、つまり寝覚めの問題も少なくありません。今のところ、寝覚めを良くするための薬は私の知る限り、世の中にないと思います。朝起きたまではよいのですが、頭がボーッとして、なかなかシャキッとしないことは、皆さんはどのくらいありますか。 多くの人は目覚めるために、時計の力を借ります。なかには、家族の誰かに起こしてもらう方や、最近ですとケータイのアラームに頼る方もいらっしゃるかもしれません。

    睡眠のリテラシー25|ロハス・メディカル
    swiminclouds
    swiminclouds 2013/04/18
    起床時間の言い聞かせによる自己暗示、寝覚めを良くする。ドイツでの実験、言い聞かせした群では、起床時間前に活動ホルモン次第に増加。
  • 睡眠のリテラシー26|ロハス・メディカル

    起きている状態から眠りに入る時と同じように、眠っている状態からしっかりと目が覚めるまでには、一定の時間がかかります。電気のスイッチのように、オンとオフとを一瞬で切り替えられると都合が良いのですが、そういうわけにはいきません。 前回お伝えしたように、自己暗示による方法、つまり「翌朝は○時に起きる」という寝る前の言い聞かせは、希望する時刻に実際に起床することだけでなく、寝覚めを良くすることにも役立つと言われています。とはいえ、これだけでは心もとないという場合もあるでしょう。 別な方法として、光を使うことが考えられています。目覚めを良くするためには、朝起きたら、日光に当たりましょうというアドバイスをご存じの方がおられると思います。この方法はもちろん効果的ではありますが、そもそも目覚めるのに苦労する方にとっては、すぐには活用できないかもしれません。 そこで、朝の太陽光が自然に入るように、カーテンを

    睡眠のリテラシー26|ロハス・メディカル
    swiminclouds
    swiminclouds 2013/04/18
    寝覚め改善に、寝る前の起床時間の言い聞かせによる自己暗示が有効らしい。採光による方法では、目覚まし光も役立つ。
  • 認知症を知る10 リハビリの効果|ロハス・メディカル

    あらかじめお断りしておきますと、今回の内容は、認知症の「非薬物療法」に期待されていることと相当程度重なります。ただ、非薬物療法は玉石混交で体系がハッキリしないのに対して、認知症の「リハビリテーション」は介護保険の項目にも含まれ、体系ができつつあることから、中心に据えて進めることにします。 過去の記事でも説明してきたように、現在治せないほとんどの認知症は、脳の神経細胞が傷つき失われて起きます。それら神経細胞群が担っていた認知機能も失われ、その結果として日常生活にも重大な支障を来たすようになるわけです。 失われた神経細胞が復活することは原則ないと考えられていますが、一方で残った細胞や組織が失われた働きを肩代わりするようになる「代償作用」も人体には備わっています。このため、残された脳機能を上手に活用すれば、生活上の支障を減らすことは十分に可能です。 このことに着目して、リハビリが行われています。

    認知症を知る10 リハビリの効果|ロハス・メディカル
    swiminclouds
    swiminclouds 2013/03/23
    「生きる目的」強い高齢者発症、認知機能低下リスク低い/重なる失敗による不安を受容し症状安定/リハビリ委託、家族も精神的に楽、鬱抑制
  • 認知症を知る1 きほんのき|ロハス・メディカル

    まずは当に基的なところから。 歳をとって物忘れがヒドくなったという自覚のある方も多いと思いますが、これは誰にでもある加齢現象であって、認知症ではありません=表参照。 では、一体どういうものが認知症なのでしょう。 医学的な定義では、「後天的な脳の器質的障害により、いったん正常に発達した知能が低下し、知的機能障害のために、日常生活や社会生活に支障を生じてくる状態」を指します。 堅苦しい表現なので少し解きほぐしますと、一つのポイントは「脳の器質的障害」です。脳に、目で見て分かる異変が起きているということです。次のポイントが「知的機能障害」で、記憶、見当識、知識、言語などの能力が、以前の正常だった時と比較して衰えているということです。感情や人格なども変化している場合があります。最後のポイントが「日常生活や社会生活に支障」。だからこそ社会問題化するわけですね。 誰にでも起きる さて、朝田隆・筑波

    認知症を知る1 きほんのき|ロハス・メディカル
  • 免疫きほんのき 1|ロハス・メディカル

    「免疫力をアップさせるべ物」「1日10分のエクササイズで免疫を活性化」――このところ「免疫」に注目した健康情報をよく目にしませんか。でも免疫って一体何でしょう。そんなギモンに3回シリーズでお答えしていきます。 監修/小林一彦 JR東京総合病院血液・腫瘍内科主任医長 最初に、皆さんにあらかじめお断りしておかねばならないことがあります。これからご説明しようとしている「免疫」とは、そもそも人知を超えたところにあるものだ、ということです。つまり、何億年何万年という生命の歴史の中で、ヒトが登場するずっと前から生命体に備わってきた数々の現象のうち、現代に生きる私たちが、ある種のものを総称して「免疫」と呼んでいるに過ぎません。 その「ある種の現象」とは、『自己と非自己を見分け、非自己を排除する』働き、と表現できます。それが結果として疫病を免れるのに役立っているので、「免疫」としたわけです。 しかしなが

    免疫きほんのき 1|ロハス・メディカル
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